新潟の米農家出身の内山さん。農業機械が身近にある環境で育っただけあって、農家視点から考える提案営業が特徴です。内山さんの担当エリアは本社から片道4時間以上かかる静岡。販売代理店に直接出向く機会が少ない中で、細やかな気遣いを忘れることなく、効率的に信頼関係を構築する手腕にはいつも感服させられます。
100年以上の歴史がある当社は、長年取引している代理店が多いのですが、それでも新しいエリアを担当して、すぐに代理店の営業さんと打ち解けるのは難しいことです。ところが内山さんの場合、外出が多い代理店の営業さんだけでなく、事務員さんとも仲良くなり、営業さんの趣味や好みの情報を仕入れることで、短時間で営業さんとも仲良くなってしまいます。自分なりの営業スタイルで活躍しているところはさすがです。私の担当エリアとは離れていますが、大きな案件の時には応援してもらうことも。私より年下ですが頼れる先輩です。

当社の本社がある埼玉出身の三谷さん。金子農機の名前は地元の老舗企業として子どもの頃から知っていたそうです。そんな三谷さんの現在の担当エリアは地元埼玉。当社のホームグラウンドということもあり、他のエリアに比べて売上額が大きく、昔から取引している販売代理店も多いのですが、ライバル企業との競争も激しいため、数多くの代理店を足繁く訪れ、密接な関係の構築に取り組んでいます。
自分の得手不得手を気にすることなく、何でもやってみようと考えるところが、三谷さんのいいところ。失敗を恐れずにチャンレジする行動力はすごいと思います。当社の営業の重要なミッションは、エンドユーザーに当社製機械を販売してくださる代理店との信頼関係の構築です。失敗したら代理店に迷惑をかけたり、会社に損害を与えるのではと思うと、消極的になりがちですが、三谷さんの「成功も失敗も成長の糧にしていこう」という積極性は、私も見習いたいと思います。

新商品の開発から、製品に不具合が見つかった時の対応、部下の仕事のチェック・指導まで、幅広い業務を担当している手塚さん。技術者としての能力はもちろん、他部署の業務内容もしっかりと把握していて、コミュニケーションも良好です。特に、現場作業の正確さと早さは誰にも負けません。あらゆる仕事を器用にやり遂げる万能選手です。
私は入社1年目の頃、手塚さんと一緒にサービス出張に出かけていたのですが、乾燥機のことや農業のことなど、仕事に関わる様々な知識を詳しく教えていただきました。その後、1人でサービス出張に行くようになりましたが、手塚さんから学んだノウハウのおかげで、関係者の方々に大きな迷惑をかけずに職務を全うすることができています。いつか私も手塚さんのように、何事にも余裕を持って対処できるように、もっとたくさんの知識と経験を積み上げていきたいと思います。

新商品や新機能を開発するための図面を作成したり、故障対応のため、実験場で検証作業をしている山本さん。チャレンジ精神と創造性を発揮し、新たな課題に果敢に挑戦しています。入社当初、私や他の先輩が教えたことを可能な限りノートに書き留め、分からないことは分かるまで質問したり、自分で調べている姿を見ていました。新入社員なら当たり前の行動のように思われるかもしれませんが、山本さんほど生真面目な人はなかなかいません。さらに、お願いした仕事は責任感を持って最後までやり遂げますし、必要に応じて周りを巻き込みスムーズに仕事を進める臨機応変さも持ち合わせています。
入社して数年経つ今も、分からないことを分からないままにしておかない姿勢は変わりません。日々努力を続けることは簡単ではないと思いますが、高い志とプロ意識を持っている山本さんにとっては当たり前のことなのかもしれませんね。

当社工場の梱包ラインで、完成品をフォークリフトで搬出する業務を担当している長岩さん。スムーズな荷さばきは、まさに“華麗”のひとこと。フォークリフトを降りると、仕事中の真剣な表情とは打って変わって、いつも笑顔で接してくれます。整った顔立ちとキラキラした瞳の奥からは邪悪なものが一切感じられません。
社内の若手社員を中心に結成された「良食味米推進プロジェクトチーム」では2年間、一緒に活動したのですが、メンバーの中で最年少でありながら自分の意見をしっかり提案し、お願いしたことを最後まで責任を持ってやり遂げてくれました。国内外のご当地キャラクターを集めて羽生市で毎年開催されている「世界キャラクターさみっと」のグルメブースに出展した時には呼び込み役として大活躍。このイベントではプロジェクトチームの活動の他、実行委員などの幅広い役割を担当しており、来場者を楽しませてくれる当社自慢のエンターテイナーなんですよ。

日々の出金業務や決算業務を中心に、当社の財務的な業務を幅広く担当している近藤さん。経理としての正確な仕事ぶりはもちろん、社内のあらゆる部署の人に対して優しい気遣いを忘れず、フレンドリーな声かけで職場の雰囲気を明るくしてくれる社内の潤滑油であり、金子農機を大きな力で支えてくれる、なくてはならない存在です。
仕事以外の時も、常に周りの人に気を配ってくれるので、どんな状況でも頼りになります。当社の「良食味米推進プロジェクト」の一環で出展した2017年の「世界キャラクターさみっと」では、準備から本番までずっと頼り切りでした。近藤さんは米粉ワッフルの調理・販売を担当したのですが、数ある出展者の中で一番の大行列ができる中、スムーズに接客できたのは近藤さんのおかげです。個人的には「近藤さんがいるだけで何でも安心」と思うくらい信頼しています。